ドサっとある画像からスライドショーを行ったりする場合、画像サイズがまちまちだとPremierなどに入れて一枚一枚チマチマリサイズしたり、Photoshopなんかでチマチマリサイズしたり、フリーのソフトでやっつけたり、MacだとAutomatorを使ってAppleScript組んでやったり色々方法が有るみたいですが、せっかくPhotoshopが有るんでそっちでやってしまうっていうメモ書き。
Pohotoshopにはアクションっていう、連続する作業を記録して自動化するためのメニューがありますが、これ単体だと、一つ一つ画像を開いてから、アクションを指定する作業なので、完全自動化ではありません。
Photoshopにはバッチっていう機能もあるので、それと組み合わせるとフォルダ内の画像に対してアクションを指定出来ます。
フォルダ内に100枚あろうが、1000枚あろうが開いては、リサイズして、保存して閉じるという作業を延々とやってくれます。
新規アクションを作成。
Photoshopを開いて新規アクションを作成します。(これからの作業が全て記録されるので作業を間違うと間違った作業の繰り返しになるので注意して下さい。)
新規アクションのダイアログが開くんで、アクション名を任意の名前(今回は、フォルダ内の画像リサイズ。)を指定して「記録」ボタンをクリック。
アクションパレットに、「フォルダ内の画像リサイズ」が追加され、赤いぽっちの記録ボタンがONになります。
画像を開くと、アクションパレットに「開く」が追加されます。
画像をサイズを変更します。
画像サイズを変更すると、アクションパレットに「画像解像度」の項目が追加されます。
画像をリサイズしたんで、保存します。保存すると、アクションパレットに「保存」が追加されます。
保存後、画像を閉じます。閉じるとアクションパレットに「閉じる」が追加されます。
これて一通りの作業が終了なんで、アクションの記録を停止ボタンをクリックで終了します。
「バッチ」の適用。
バッチって、同じ作業を連続する時によく使われますが、単語の意味は知りません。3DCGソフトなんかでも、1シーンの中でカメラを複数設置して一つ一つレンダリングをして行くと寝る時間が無くなるんで、各シーンの設定だけ先やって、バッチレンダリングで複数のレンダリングを一気に行ったりします。これで寝る時間が出来ます。Aftereffectsなんかでも一緒ですネ。
アクションパレットの「フォルダ内の画像リサイズ」を選択した状態で、「ファイル」「自動処理」「バッチ」でバッチウィンドゥを呼び出します。
バッチウィンドゥが開くと、「実行」の「アクション」が「フォルダ内画像リサイズ」であることを確認して、「ソース」を「フォルダー」に指定し、リサイズしたい画像フォルダーを選択。(このとき、なんかの拍子に間違った設定をしてるといけないんで、画像フォルダーをコピーしてそっちを指定しておくと安心です。)「”開く”コマンドを無視」・「開くダイアログを非表示」・「カラープロファイル警告を非表示」のチェックマークを入れ、「OK」ボタンを押すとPhotoshop上で「開く」「リサイズ」「保存」「閉じる」の一連の作業をフォルダ内の画像全てに行ってくれます。(もし、フォルダ内にサブフォルダを追加してその中の画像にも適用してい場合には、「サブフォルダーをすべて含める」にもチェックして下さい。)
リサイズだけでなく他の作業でもアクションに設定出来るものなら、流用出来るので便利です。
Photoshop上で開いて作業して閉じる。を連続して行われるので画面を見てると酔ってくるのでご注意下さい。
終わり