
modo601
15年以上使い続けてきたErectricImageAnimationSystem(EIAS)。
日本の代理店のPONが取扱をやめたんで、modo601に乗り換えた。
その昔、Macで3Dって行ったらEIAS。モデラーも付いていない3Dソフトが一時は100万円越えの高価なソフト。
マシンスピードが今みたいに早くないとき、他のソフトに比べ桁外れのレンダリングスピードでした。
イメージアンドメジャーメントが当時の日本の代理店で、分厚い取説が何冊も付いてた。
ボクが買った時は30万円くらいでした。
途中モデラーもバンドルされたがバージョン3とか4で打ち切り。モデラー的には当時すごく優れたモデラーでしたが、モデラーのデータをそのままEIASに読み込む事は出来ず、一旦FACT変換をしてからEIASに読み込むって感じで、一手間かかった。
でも、かなり重たいデータでもレンダリングスピードの魅力で手放す事が出来なかった。
ここ何年かは、開発を中止したEIモデラーで展示会なんかのデータはそっちで作り、展示会場全体のパースにポーザーで作った人体モデルを20〜30体入れてGI設定して、スポットライトも200〜300発入れて、サイン部分にチューブライトを20〜30発入れて、ボリュームライト入れて、A3で300DPIの俯瞰で一発レンダリングなんて化け物レンダリングも安定レンダリングしてくれた。
キャラクターアニメ用のデータなんかは、StudioPONが代理店をするSILOって言うサブディビジョンモデラーで作ってFACTで吐き出してEIASに取り込んでボーン組んでキャラクターアニメ用のデータを作ってた。
キャラを10体ほど作って一気にレンダリングしても落ちる事無く、猛烈なスピードでレンダリングしてくれた。
SiloはバージョンアップしてFACT吐き出しでポリゴン崩壊したんでずっと旧バージョンでモデリングしてた。でも、元々安いくせして優れたモデラーだったんでそれで十分でした。
イメージアンドメジャーメントから、StudioPON。本体も幾度となく身売り。周りのユーザーが乗り換える中使い続けてきた慣れ親しんだ手になじんだ道具。
アナログだと使い続ける事も出来るがテクノロジーってやつはいつかは破綻する。
リアルタイムで見てきたソフトの終焉。
さよならEIAS。
ようこそmodo
50歳前に道具を乗り換えた。
これから気長につきあって行こう。